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- 2013.12.16 Monday
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メープルをレモピさんのところに里帰りさせてもらってる間に
ダンナの実家へ行ってました
行った先は 仙台
実家は幸いにも被害をそれ程受けませんでしたが、
あの震災の悲惨な状況はすでにみなさんもご存じの通りです
昨年5月に行った時は道路も寸断され、海沿いまで行くこともできなかったし、
ガレキもテレビで何度も放送されていたのと同じ(当たり前やけど)
目の前に広がる光景にただ唖然としました
偶然、何にもない荒地で黒衣装に身を包んだ方々が牧師さんを囲んでいるのを見かけました
もしかしたら、ここに住んでいた方だったのか、
或は、ここで命を失われた方だったのかもしれません
お葬式の様子を見て、車の中でダンナと二人、
全然知らない方ですが、ご冥福を祈った事がありました(複数の方のお葬式だったのかもしれません)
以前より道路も通れるようになっていましたし、ガレキも随分と撤去されていました
でも・・・ダンナの親戚もまだ仮設住宅で生活しています
たくさんの方が震災前の生活には戻れていません
「元の家にはもう戻れないの」
叔母の言葉です
海沿いだったため住んでいた地域は公園になるそうです
たけちゃんまんも一緒に里帰りしていたのですが、小さい頃に泳ぎに来た所がすっかり変わってしまい
何もかも無くなっているのには驚いていました
生きる って? 命 って?
あれこれ考えたけどまとまらないし、まして文章になんてできそうにない
心の傷を癒せず、まだあの時のまま止まっている方もたくさんいらっしゃると思います
復興もまだ途中です
私のできることは少ないけど、見た光景だけは忘れないでいたいと思います
たくさんのものを失った叔母の前向きな考えと笑顔が眩しくて
あの笑顔に会いにまた来ようと思いました
元気をもらったのは私の方、
たぶん み〜のダンナもそうだったんじゃないかな。